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甘粛土石流 報道封鎖令―外国メディアは立ち入り禁止

2010年08月09日

【新唐人2010年8月10日付ニュース】報道によると、北京時間の8月9日午後2時までで、甘粛省の大規模土石流で337名が死亡、1148名が行方不明。被災地では、薬や飲み水が不足していますが、当局は外国メディアの立ち入りを禁じました。

中国・甘粛省の甘南チベット族自治州ドゥクチュ県(舟曲県)では、8月8日の夜中起こった土石流により、3分の1が壊滅的な被害を受け、5万人が被災しました。
 
被災者の胡さんは
被災者 胡新梅さん(35歳)
「この2日ですが、転々としており、食事や住まいで苦労しています。老人や子供もいるので」
 
看護婦の陳さんは
看護婦 陳小青(21歳)
「やはり大変です。薬もままなりません。水や食べ物も不足しています」
 
現地では救出活動が続いていますが、発生から48時間がたち、生存者が見つかる希望は薄れています。
 
この災害に、日本メディアも注目していますが、当局は8日、外国メディアの現地への立ち入りを禁じました。これに対し、国際ジャーナリスト連盟は、「自身にとって都合の悪い情報を隠すためだ」と非難しました。
 

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